概要
株式会社アルコムが提供するCamViewのインストーラにはDLL読み込みに関する脆弱性が存在します。
影響を受けるシステム
- CamView(32ビット版)3.3.21より前のバージョン
- CamView(64ビット版)3.4.3より前のバージョン
詳細情報
株式会社アルコムが提供するCamViewのインストーラには次の脆弱性が存在します。DLLを読み込む際の検索パスに問題があり、同一ディレクトリに存在する特定のDLLを読み込んでしまう可能性があります。
- ファイル検索パスの制御不備(CWE-427)
- CVSS:4.0/AV:L/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.4
- CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 7.8
- CVE-2015-9268
- 上記のCVSS評価では、細工されたDLLファイルをインストーラと同じディレクトリに配置してインストーラを実行するように、ユーザが誘導される状況を想定しています
想定される影響
細工されたDLLファイルを同じディレクトリに置いた状態でインストーラを実行すると、インストーラを実行しているユーザの権限で任意のコードが実行される可能性があります。
対策方法
最新のインストーラを使用する
製品をインストールする際は最新版のインストーラを使用してください。
本脆弱性を修正した以下のバージョンがリリースされています。
- CamView(32ビット版)3.3.21
- CamView(64ビット版)3.4.3
ベンダ情報
| ベンダ | リンク |
|---|---|
| 株式会社アルコム | PC用ソフト・アプリケーション|取扱説明書・寸法図・チラシ一覧 |
参考情報
-
Japan Vulnerability Notes JVNTA#91240916
Windows アプリケーションによる DLL 読み込みやコマンド実行に関する問題
JPCERT/CCからの補足情報
JPCERT/CCによる脆弱性分析結果
謝辞
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 松本 一真 氏
関連文書
| JPCERT 緊急報告 |
|
| JPCERT REPORT |
|
| CERT Advisory |
|
| CPNI Advisory |
|
| TRnotes |
|
| CVE |
|
| JVN iPedia |
JVNDB-2026-000083 |