概要
TeraTerm Projectが提供するTera TermのTTSSH2プラグインには、複数の脆弱性が存在します。
影響を受けるシステム
- TTSSH2 1.00 alpha1から3.6.1
詳細情報
TeraTerm Projectが提供するTera TermのTTSSH2プラグインには、次の複数の脆弱性が存在します。
- 符号無し整数から符号付き整数への変換エラー(CWE-196)
- CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:L/VI:L/VA:L/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 5.1
- CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:L/I:L/A:L 基本値 6.3
- CVE-2026-58317
- 長さパラメータの不整合に対する不適切な処理(CWE-130)
- CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:L/VI:L/VA:L/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 5.1
- CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:L/I:L/A:L 基本値 6.3
- CVE-2026-60060
想定される影響
攻撃者が用意したサーバにSSH接続を試みた際に、以下の事象が生じる可能性があります。
- メモリ境界外読み取りにより、隣接するメモリ領域のデータが受信パケットの一部として解釈される
- メモリ領域外に書き込みが行われる。ただし、書き込まれる内容は攻撃者が任意に制御できるものではなく、一時的な '\0' の書き込みおよび元の値の書き戻しに限られる
対策方法
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、Tera Term 5系の最新版へアップデートしてください。
本脆弱性は、次のバージョンで修正されています。
- TTSSH2 3.6.2(Tera Term 5.6.2)
ベンダ情報
| ベンダ | リンク |
|---|---|
| TeraTerm Project | TTSSH2 のメモリ境界外アクセスの脆弱性 |
参考情報
JPCERT/CCからの補足情報
JPCERT/CCによる脆弱性分析結果
謝辞
CVE-2026-58317
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:中村行宏 氏
CVE-2026-60060
この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
関連文書
| JPCERT 緊急報告 |
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| JPCERT REPORT |
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| CERT Advisory |
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| CPNI Advisory |
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| TRnotes |
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| CVE |
CVE-2026-58317 |
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CVE-2026-60060 |
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| JVN iPedia |
JVNDB-2026-000099 |