概要
The Apache Software Foundationから、Apache HTTP Server 2.4系における複数の脆弱性に対応したApache HTTP Server 2.4.66が公開されました。
影響を受けるシステム
CVE-2025-55753
- Apache HTTP Server 2.4.30から2.4.66より前のバージョン
- Apache HTTP Server 2.4.66より前のバージョン
- Apache HTTP Server 2.4.0から2.4.65までのバージョン
- Apache HTTP Server 2.4.0から2.4.65までのバージョン
- Apache HTTP Server 2.4.7から2.4.65までのバージョン
詳細情報
The Apache Software Foundationから、Apache HTTP Server 2.4系における次の複数の脆弱性に対応したApache HTTP Server 2.4.66が公開されました。
- ACME証明書更新の失敗が繰り返された場合に、整数オーバーフローが起きる問題(CVE-2025-55753)
- Server Side Includes(SSI)が有効かつ、
mod_cgidを利用している場合、シェルエスケープされたクエリ文字列を#exec cmdディレクティブに渡してしまう問題(CVE-2025-58098) - Windows上のApache HTTPサーバーにおけるサーバサイドリクエストフォージェリ(CVE-2025-59775)
- Apache設定を介して設定された環境変数が、CGIプログラム用に計算した変数を予期せず上書きする問題(CVE-2025-65082)
AllowOverride FileInfoの脆弱性により、mod_userdirおよびsuexecによる制御がバイパスされる問題(CVE-2025-66200)
想定される影響
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
- 証明書の更新の試行が成功するまで繰り返されることでサービス運用妨害(DoS)状態にされる(CVE-2025-55753)
- 意図しないクエリ文字列を挿入され、不正なコマンド実行につながる(CVE-2025-58098)
AllowEncodedSlashesがOnかつMergeSlashesがOffの場合、悪意のあるサーバーにNTLMハッシュが漏洩する(CVE-2025-59775)- CGIで予期しない処理が行われる(CVE-2025-65082)
- CGIスクリプトが予期しないユーザーIDで実行される(CVE-2025-66200)
対策方法
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報
| ベンダ | リンク |
|---|---|
| The Apache Software Foundation | Fixed in Apache HTTP Server 2.4.66 |
参考情報
JPCERT/CCからの補足情報
JPCERT/CCによる脆弱性分析結果
謝辞
更新履歴
2025/12/16
[影響を受けるシステム]を修正しました